2010年11月18日木曜日

桜のワッペンのこと by 篠沢秀夫


この桜のワッペンは、学習院大学のマークです。
平成元年ごろに大学の広報委員になったので、
会議に出るの嫌いだから、「広報活動してやるよ」と、
大学の売店で買って来て、胸に付けました。
周りに英語で大学名が入っていますが、創立年号が1847です。

学習院創設は明治十年、1877年ですし、

外出の際は このように
いつも付けています
新制大学発足は戦後の昭和二十四年、
1949年ですよね。
何とこの年は、京都御所に公家学問所が出来て、
孝明天皇が学習院という名を賜った年なのです。
その校名を書いた孝明天皇直筆の額は
今も学習院にあるそうです。 
このワッペンをデザインした人偉い。
飛行機の中でアメリカ人がこれを見て
「オールド・ユニヴァーシティ!」と感心していました。
ところが、クン、近年売っているこのワッペンには、
年号が1949年と昭和二十四年になっていました。

ぼくは古いのを付けています。                                                    

1 件のコメント:

窪田清美 さんのコメント...

テアトル銀座でお会いした時にも、雑誌で先生の姿を拝見するときにもいつも、ワッペンをつけていられて、先生のご出身ではないのにと、思っておりました。
ブログを読んで、理解ができました。歩く広告塔。まさに、委員会活動、さすがですね。
窪田清美