2011年3月11日金曜日

「明るいはみ出し」と「エクレールお菓子放浪記」 BY篠沢礼子

ご無沙汰しています。
昨日3月10日は東京大空襲が66年前にあった日です。その昨日10日に「エクレールお菓子放浪記」の試写会がありました。主人の代わりに拝見させてもらいました。孤児のお話で戦前、戦後苦労して生き抜いた少年の話です。孤児院を脱走してお菓子を盗んだのを刑事に見つかり、その刑事がとてもいい人であんぱんを少年に食べさせてくれたのが、お菓子との出会いうお話です。
昔はこんな可愛そうな子供がいたのかと涙なしには見られない作品です。

戦前の食べ物のない時代、そして金色夜叉の熱海のシィーンも自由に演じさせてもらえない軍隊が検閲する時代、そして戦後孤児が沢山いて、アメリカ兵からタバコやチョコレートを貰うなど、それを売って暮らす。今の人には考えられ事、知らない事が次々と出てきます。
5月公開と言うことですが、ぜひご覧下さい。
作者のお話を読みましたら、これが本になるのに15年かかったと書いてありました。
「明るいはみ出し」も15年くらいかかるかもと主人と話しました。
15年だと子供に頼まなければね。とも言いました。
今は本を出すのは本当に大変です。
ともかく本にするために頑張らなくてはなりません。

2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

私は、「東京大地震」の日に生まれました。
昨日からの「東北&北陸地方」の巨大地震の
テレビ放送を見ながら、早く、亡くなった母親もさぞ、恐怖を感じてと痛感してます。
「自然災害」は、本当に、怖いですね。
亡くなられて人々も、その朝までは、元気で
したのに。・・・・(誰も数時間先の事予想もしませんもの。)ミッチー

窪田清美 さんのコメント...

呼吸器、痰の吸引器等の電気は大丈夫ですか。心配しています。
申請すれば、病院で自家用の発電機の貸し出しがあるようです(ご存知とは思いますが)。
礼子奥様、たいへんですが、くれぐれもお体を大切になさりつつ、頑張ってください。