2011年4月29日金曜日

遊びに来てくださった友人と by 篠沢秀夫

典子さん、テンコちゃんは学生時代に大評判の美女です。
近日来て下さって嬉しかったです。
背が高いのでびっくりしました。
美人ってそういうものなのですね。

2011年4月22日金曜日

私の音声復元に尽力して下さっている皆様と by 篠沢秀夫
















私の音声復元について、
繊細高等な技術でお世話頂いて有難うございます。


私は理工系に弱く、ラジオがどうして鳴るのかさえ分かりません。
スタッフの皆様を心から尊敬しています。
すべてお任せします。
宜しくお願い致します。 

篠沢秀夫

2011年4月18日月曜日

主人の声の再生 by 篠沢礼子

16日(土)に主人の「声の再生」をして下さるために
医学研(旧神経研)の本間様、中山様、松田様、岩木様の4人の方が
いらして下さいました。

丁度主人がマッサージ椅子に移動したときに、

「元気でいたいです。ワハハ・・・ワァ・・・・」

と、主人独特の喋りがちょうど復元出来て、
本人はビックリしていましたが、
久し振りに聞いた自分の声にとても喜んでいました。

本間さん方々は2月に病院にもいらして下さっていたので、
「病院よりずっと元気だ」と言われ、
捻挫で落ち込んでいた私は少しホッと致しました。

声の復元ですが、録音状態の良い50分テープから
「あ」とか「い」とか一つ一つの音をとって作るので
完全には全部の音がとれていません。
これから録音状態の良いテープを見つけようと思います。

そして長男の声が主人とそっくりなので、
長男に「あ」とか「い」とか一つ一つ言ってもらい
それを付け足して完成させようとも考えています。

そして驚くことがありました。

本間さんが長男に、「フランス語のA.、B, C,・・・X, Y、Z」を
発音して欲しいとおっしゃいました。
長男の顕は大学で第二外国語はドイツ語だったので
フランス語は全く知りません。
私が、ア、べ、セ-、とふりがなをふって読んで貰いました。

録音を聞いた本間さんは、感激して泣いていらしゃいました。

そして私に「聞いてみて」と言われ、
聞いてみましたら、主人の発音と同じなので
本当にビックリしました。
主人が喋っているのと錯覚してしまい、
次は顕も病気になるのかと恐怖になってしまいました。

主人は以前フランス語の教科書を何冊もつくりました。
そのときにA,B,C,の発音をテープに入れていました。
その発音と顕の発音が全く同じなので、
本当にビックリどころかぞっとしてしまいました。
声の出し方が同じということでしょうか?

主人にも聞いて貰いましたら
私のフリガナが違っていたので
「T:テーをティって言っている、
Z:ゼードをゼットって言ってる。」
とまず指摘されました。

次に「いい声、フランス語っぽい」と言っていました。
主人もビックリしていました。

本間さん方々は
「ドキュメンタリーで『声の再生作業』を追ってくれないか」とも
おっしゃっていました。

声の再生作業は始まったばかりですが、
元気なうちに声を保存しておけば、
声を失っても、「声の再生」により講演活動などが可能だと
主人がそのお手本を示すことで、
これからの方が、もし病気になっても、自分の声で
話せるようになる、その普及活動のお役に立てればと思います。

11月2日に、津田ホールでの「主人の講演会」は
再生した声でやることになります。

2011年4月15日金曜日

ICT救助隊主催コンサートの写真 


4月3日のICT救助隊主催コンサートにて

コンサートへ行く時に、ちょっと足首を捻挫してしまいました。

痛みは減り、今はマッサージ椅子まで歩けるようになりました。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
下記をクリックするとコンサートの動画も見られます。

http://www.youtube.com/watch?v=3_09JRgrZ-4


2011年4月7日木曜日

東日本大震災で被害を受けた方を支援するコンサートに主人と出かけました by 篠沢礼子

4月3日に行われたチャリティーコンサートは
オーボエとソプラノの組み合わせで
とても素晴らしいコンサートでした。
地震の被災者でいらっしゃる
いわき市の方も参加して下さいました。
(読売新聞の記事に篠沢教授も参加とあり、
ビックリしてしまいました。)

福島でもクイズダービーは放映されていたとのことでした。
主人は、東北地方には講演で何度も呼んでいだだきました。
何かお役に立てることがないかと考えてしまいます。

「病気の主人も前向きに頑張っているので、
皆様も頑張って下さいませ。」と挨拶させていただきました。
主人は喋れないので代わりに私が話すしかありません。
慣れないので、失礼な事を言ったのではないかと思ったりして
落ち込みます。

主人はコンサートの前のイベントで、筆談で
「この病気の状態だと、この先どうなるか分かりません。
不安だけでは苦しいです。
『今ある姿を楽しむ古代の心』で暮らしています。
今日、車椅子に乗るために玄関まで歩きましたが、
そこでよろめき、左の足首がぐにゃりとなり、一瞬痛みました。
どうなったか。今はおさまっています。
左足を上げられるか、やってみます。
上がったら御安心ください。」と言いました。

そして足を上げて見せました。
いわきの皆様も笑って喜んで下さいました。

本当に主人はいつでもチャメッ気がある人です。
軽い捻挫のようでしたが、もう今は痛みも減ったようです。

私もビックリしてしまい、
とっさに主人を起こそうとしてまた腰を痛めてしまいました。
慌てるのは本当に良くないことです。
冷静のなることが大事と実感しました。

2011年4月1日金曜日

アラームの音 by 篠沢秀夫 

主人はクイズダービーに出ていた頃、
東北地方でよく講演によんでいただきました。

今回の被災者の方々を思うと心が痛みます。
テレビを見るたびに
講演を聴いていただいた皆様を思い出しているそうです。

主人はALSという難病で療養中で、呼吸器を装着しているため、
今はしゃべることができません。
呼吸器とアラームの音が常に主人のそばにあります。
先日呼吸器を変えたところ、
アラームの音が今までの無機質なものから、
人間味のある音になったような気がするそうです。
呼吸器やアラームの音をそんな風に楽しんでいます。

主人が被災された皆様に向けたメッセージを書きましたので
お伝えします。       
(篠沢礼子)


アラームの音

「波乗り切れ!」って

聞こえるの。

ボクには

そう聞こえる。

トイレに座っていて

ずっと鳴っているときは

「ぬりえキレイ」

と聞こえます。

篠沢秀夫